プロ野球戦力外通告2026|現時点の発表選手と今後の日程

- 2026年の第1次戦力外通告期間は9月28日〜10月9日で、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ前日までとなっています。
- 🔴 9月29日時点で発表済みは楽天・ヤクルト・中日・DeNA・阪神の5球団だけで、残り7球団は10月9日までに発表する可能性があります。
- DeNAは藤浪晋太郎選手・小園健太選手を含む10選手に通告し、9月29日時点で12球団最多となりました。
- 楽天は酒居知史選手・林優樹選手ら6選手に通告し、このうち2人には育成選手契約が打診されています。
- 第2次通告期間はCS全日程終了翌日〜10月30日で、日本シリーズは10月24日開幕予定です。
- ⚠️ 通告を受けた選手の今後の去就(現役続行・移籍・引退)は本稿執筆時点では未確定です。
2026年の第1次戦力外通告期間は9月28日から10月9日までで、9月29日時点では楽天・ヤクルト・中日・DeNA・阪神の5球団が発表を終えています。残る巨人・広島・西武・ロッテ・日本ハム・オリックス・ソフトバンクの7球団は、10月9日までの期間内にまだ発表する可能性があります。
「戦力外通告」とはどんな制度ですか?
戦力外通告とは、球団が選手に対して来季の契約を結ばない方針を伝える、プロ野球で毎年行われる手続きです。通告を受けても、その場で引退が確定するわけではありません。他球団からの獲得、育成選手契約への切り替え、現役継続を目指した合同トライアウトへの参加など、その後の対応は選手ごとに異なります。対象になるのは支配下選手・育成選手のいずれもあり得ます。通告を受けた選手が最終的にどうなるかは本稿執筆時点では確定していないため、この記事では個々の選手の去就を予測することはしません。
2026年の第1次通告期間はいつからいつまでですか?
2026年の第1次戦力外通告期間は、2軍公式戦の全日程が終了した翌日にあたる9月28日(月)から、クライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ前日の10月9日(金)までです。CSファーストステージで敗退した2球団については、CS終了翌日まで(移動を伴う場合は翌々日まで)期間が延長される特例があります。この日程はNPBが9月25日に発表した内容として、複数のスポーツ紙・ニュースサイトで報じられています。
9月29日時点でどの球団が発表を終えていますか?
本稿を執筆している9月29日時点で戦力外通告を発表済みなのは、楽天・ヤクルト・中日・DeNA・阪神の5球団だけです。巨人・広島・西武・ロッテ・日本ハム・オリックス・ソフトバンクの7球団は、10月9日までの第1次期間中にあらためて発表する可能性があり、この記事の内容は今後の更新が必要になります。楽天は9月28日の試合終了後、午後10時過ぎというタイミングで12球団の中で最も早く発表しました。5球団の発表を合計すると、9月29日時点で通算34人が戦力外通告を受けたことになります(本人による引退表明は含みません)。
| 球団 | 発表日 | 人数 |
|---|---|---|
| 楽天 | 9月28日 | 6人 |
| ヤクルト | 9月29日 | 6人 |
| 中日 | 9月29日 | 6人 |
| DeNA | 9月29日 | 10人 |
| 阪神 | 9月29日 | 6人 |
発表された選手にはどんな人がいますか?
もっとも人数が多かったのはDeNAで、投手の藤浪晋太郎選手や小園健太選手を含む10選手(支配下6人、育成4人)に通告しました。藤浪選手はDeNA加入から2シーズンで公式戦1勝にとどまり、2026年は3試合の登板で防御率6.30でした。小園選手は2021年ドラフト1位で入団した投手で、2026年は一軍公式戦への登板がありませんでした。楽天は酒居知史選手、日當直喜選手、林優樹選手、今野龍太選手ら支配下4人と育成2人の計6選手に通告し、このうち酒居選手と林選手の2人には育成選手契約が打診されています。ヤクルトは沼田翔平選手、田口麗斗選手、青柳晃洋選手ら6選手、中日は福敬登選手ら6選手(育成3人を含む)、阪神は松原快選手、伊藤稜選手、戸井零士選手ら支配下選手と外国人選手を含む6選手に、それぞれ通告しています。通告を受けた選手が来季以降どうなるかは本稿執筆時点では確定しておらず、育成契約の受諾、他球団からの獲得、現役引退などいずれの可能性もあります。
戦力外通告と「現役引退」の表明はどう違いますか?
戦力外通告とは別に、選手本人がその年限りでの現役引退を発表するケースもあります。2026年は阪神の西勇輝選手・岩貞祐太選手、ヤクルトの石川雅規選手、DeNAのダヤン・ビシエド選手、ソフトバンクの中村晃選手、西武の栗山巧選手、日本ハムの中島卓也選手、ロッテの角中勝也選手・唐川侑己選手、楽天の辛島航選手、オリックスの平野佳寿選手・山田修義選手・西野真弘選手ら、報道ベースで球界全体で13人が引退を表明しています。これらは球団側からの戦力外通告とは異なり、選手自身の意思による発表です。
第2次通告期間や、この先の日程はどうなっていますか?
第2次戦力外通告期間は、クライマックスシリーズ全日程終了翌日から10月30日までと、全球団共通で設定されています。日程としては、CSファーストステージが10月10日、ファイナルステージが10月14日に開幕し(最大7試合で第7戦は10月20日)、日本シリーズは10月24日開幕、最大11月1日頃までの7戦制で行われる予定です。CSや日本シリーズに出場しない球団は、この間にも戦力外通告を出す可能性があります。
戦力外通告を受けた選手には、その後どんな道がありますか?
戦力外通告を受けた選手の多くが利用するのが、日本プロ野球選手会が主催する合同トライアウトです。2026年は「エイブル トライアウト2026〜挑め、その先へ〜」として11月17日(火)にバンテリンドーム ナゴヤで開催され、シート打撃は午後4時開始予定で、予備日は設けられていません。12球団から戦力外通告を受けた選手や、育成契約への切り替えを打診された選手などが、NPB球団のスカウト陣にアピールする場です。参加した選手が来季どのチームに所属するのか、そもそも現役を続けるのかは、本稿執筆時点ではわかりません。独立リーグへの参戦や引退という選択肢もあり、去就は選手ごとに今後発表されていく見込みです。
2026年の戦力外通告は、9月29日時点でまだ12球団の半分にも届いていない状況です。10月9日までの第1次期間、10月30日までの第2次期間、そして11月17日の合同トライアウトと、この先もニュースが動き続けます。本稿は9月29日時点の情報を整理したものなので、残り7球団の発表や選手の去就については、続報をあわせて確認してください。
どう確認したか
第1次・第2次戦力外通告期間の日付は、NPBが2026年9月25日に発表した内容を報じたデイリースポーツ、livedoorニュース、Yahoo!ニュース(共同通信配信)の記事で一致していることを確認しています。NPB公式サイト(npb.jp)の該当ページ本体は今回直接確認できなかったため、同一の発表内容を伝える複数の報道をもって確認としています。クライマックスシリーズ(10月10日ファーストステージ開幕、10月14日ファイナルステージ開幕)と日本シリーズ(10月24日開幕)の日程も、複数の野球専門メディアの記事で一致しています。
各球団の戦力外通告の内容(楽天・ヤクルト・中日・DeNA・阪神)は、デイリースポーツ、Full-Count、ベースボールチャンネル、日刊スポーツ、日本経済新聞、Infoseekニュースなど複数媒体の記事を照合し、選手名・人数が一致することを確認したうえで記載しています。⚠️ 9月29日時点で残り7球団(巨人・広島・西武・ロッテ・日本ハム・オリックス・ソフトバンク)の発表は確認できておらず、本稿公開後に状況が変わる可能性があります。
合同トライアウト「エイブル トライアウト2026〜挑め、その先へ〜」の日程・会場は、主催する日本プロ野球選手会の公式サイト(jpbpa.net)の告知、およびデイリースポーツなど複数メディアの記事で確認しました。現役引退を表明した選手13人の集計は報道ベースの数字であり、戦力外通告とは別に選手本人が発表したものです。通告を受けた選手や引退を表明した選手の今後の去就については、本稿では断定的な予測を行っていません。